2023年に、24年上期に高崎工場を再稼働し、25年からSiCパワーデバイスを始めるといっていたが、断念とのこと。
GaNはTransphorm社を買収し、Si, SiC, GaNを使い分ける戦略だったが、SiCだけやめるのか、それとも、SiやGaNも見直しするのか?
注視したい。
【追記】
①同社の株主総会は、25/3/26に終了済み
Q&A集および総会の動画がホームページにあり
リストラについての質問に対しては、
半導体の世界は勝つか退場か。
派遣や外注切りは良くない、
労働者じゃなくタレントと思っている
と柴田CEOコメントだった
②足元の業績
25/1-3月、売上3087億円、260億円の利益で、
剰余金は、1.28兆円ある
よってSiC関連のWolfspeedへの供預金20億ドルや高崎工場への設備投資900億円が仮に減損処理されても、いきなり会社経営が傾くことはなさそう。ただ、ここ数年でGaNのTransphorm以外にも設計のAltlumなど買収も進めたので、これらが目論み通りに収益貢献し、成長ドライブになるかを注視したい。
以上