1/2、日本格付け研究所レポートから考察

箱根駅伝をTVで見ながら、2019.10.4のレポートで考察。
https://www.jcr.co.jp/download/2462eb9dd3e1ed6154bfe61516ee6c46cecb36f74bf9be1b34/19d0642.pdf


長期格付けA(ネガティブ)。他の競合会社はAA-(安定的)
国内CPはJ-1(他の競合会社はJ-1+)


◆2020年度に5年物で償還300億円

 5/21 第61回100億円、8/27 第64回100億円、12/3第66回100億円
◆2021年 11/25 第56回の10年もの100億円
◆2022年 2/23 100億円+5/20 250億円
◆2025年 5/21 250億円+8/27 100億円

 

<分かったこと>

①2015年12/3を最後に社債を発行できていない。

②2020年度には計300億円の償還が来るので、足元の資金繰りは厳しい

 

<考察>

 社債以外に、発行登録債2000億円(18.7.7~2年間)、CP発行限度額2000億円

と記載ある。

 発行登録制度を調べると、将来有価証券の発行を予定している発行会社が、1年または2年の間に発行予定額や発行予定有価証券の種類を記載した発行登録書を内閣大臣に提出することで、発行会社が有価証券の募集や売り出しを機動的に行うことができるようにするための制度らしい。またCPとは1年未満の短期資金調達手段ということで、よほどの大きな想定外のことがなければ、資金ショートの可能性は低い。ただ2021-22年度で450億円の社債償還が待ち構えており、素材系の収益改善と電力事業の円滑な立ち上げが必須。。。