決算説明資料より読み取り。
特筆すべきは、鋼材平均単価の違い。
日本製鉄は、JFEや神鋼より約10%単価が高い。原料やエネルギー価格の
転嫁を強気で進めてきた成果と理解。ただ、原料炭先物価格はピークアウト
しており、今後どうなるか?(平均単価の下落時期など)注視していきたい。
◆8/4、日本製鉄
・1Q事業利益3388億円(在庫評価差等除く実力ベース1800億円)
・22年度見直し(予)
事業利益8000億円(在庫評価差等除く実力ベース6000億円)
・鋼材平均価格:1Q 140千円/トン→2Q 154千円/トン
・為替レート(円/ドル):1Q 126→2Q 137円
◆8/3、JFE
・1Q事業利益1166億円(実力ベースは記載なし)
・22年度見直し(予)
事業利益2350億円(実力ベースは記載なし)
・鋼材平均価格:1Q 126.7千円/トン→2Q 134千円/トン
・為替レート(円/ドル):1Q 126.5→2Q 136円
◆8/9、神戸製鋼所
・1Q事業利益299億円(在庫評価差等除く実力ベース79億円)
・22年度見直し(予)
事業利益800億円(在庫評価差等除く実力ベース555億円)
・鋼材平均価格:1Q 126.5千円/トン→2Q 記載なし
・為替レート(円/ドル):1Q 129.6→2-4Q 135円